気候変動対策アクション
当社はサステナビリティを考慮した設計を行い、バリューチェーン全体でカーボンインパクトを軽減しています。2030年までに、当社はスコープ1と2の排出量をゼロ近くに削減し、スコープ3の排出量を50%以上削減します。
サステナブルデザイン
当社は、環境の影響を減らすための最大の機会は、製品に関する重要な決定が行われる設計プロセスの早期に発生することを認識しています。
当社の目標は、人々の生活を改善する優れた製品体験を生み出すことです。当社にとって、これは、全ての設計決定の一部としてサステナビリティを考慮することを意味します。真にサステナブルなデザインとは、原料が調達された瞬間から、製品のエンドオブライフまで、環境への影響と社会的影響を考慮することです。
カーボン透明性
当社は、気候変動対策アクションを緊急に講じる必要性に気づいています。自社の影響に関してオープンかつ率直になることで、当社は、チーム内でより優れた設計決定を促し、消費者はより多くの情報に基づいた購入決定ができるようになると考えています。
2020年、当社は、カーボンインパクトラベルをポートフォリオ全体の製品パッケージに追加する初のコンシューマーエレクトロニクス企業になりました。当社は、他の企業も当社に参加して、製品にカーボンインパクトラベルを付けて好ましい変化を促すことを推奨しています。真の変化をもたらすには、業界規模の取り組みが必要です。
NEXT LIFE PLASTICS
当社は、当社のデバイスにおいて、バージンプラスチックの代替物として再生（PCR）プラスチックの使用を促進する、再生プラスチック プログラムを確立しました。PCRプラスチックを使って、耐用期間が過ぎたプラスチックを再生し、カーボンフットプリントを削減しています。当社は会社全体でPCRを大規模に適応して、当社の最大の製品ポートフォリオを、最も影響力の強い炭素還元の対象にしています。
循環性
当社が目指すのは、消費者が電子機器、部品、および材料の寿命を長くするのを可能にすることです。当社は、高まる消費者の電子機器需要を満たすために、世界中でリサイクルに融資し、より循環的な生産と消費システムの技術革新と開発に取り組んでいます。また、天然資源、生物多様性、および炭素吸収源の保護の必要性にも対処しています。
水
ハードウェアの製造において、部品の洗浄や機械の冷却のために水が不可欠です。当社の施設では水の使用量は最小限に抑えられていますが、アセンブリとテストに集中するため、サプライチェーンの特定の領域で相当の水の使用が発生しており、当社はこれに対処するよう努めています。効果的な水管理は、廃棄物を最小限に抑え、環境フットプリントを減らして、水を節約し、生態系を保護します。これは、世界的な水不足の懸念の中、当社の運営の長期的な持続可能性にとって極めて重要です。
生物多様性
当社は、人間の継続的な発展に不可欠な、危険にさらされた地球システムのプロセスの1つとして、生物多様性を保護する必要性を認識しています。
当社はまた、生物多様性の保存が気候変動対策アクションの重要な部分であると考えており、森林伐採を停止および反転させ、生物多様性の影響を理解するためのグローバルな取り組みをサポートしています。
当社では、当社の運営と活動のライフサイクル全体の影響を考慮し、生物多様性への悪影響を軽減し、好ましい変化を生み出すためのプログラムを開発することで、先手を打つことができると考えています。
責任ある製造
当社の責任ある製造のガバナンスフレームワークは、法的順守、RBA行動規範と監査コンプライアンス、ISO 14001とISO 45001の国際的な優れた実践へのコミットメントの上に築かれています。当社の収益の大部分は、自社施設で製造する製品から生じるため、当社は絶えず、環境への影響を最小限に抑えるために、製造施設における廃棄物と、付加価値のないステップを排除するよう努めています。
標的物質を避ける
パソコン周辺機器と電子機器の製造には、何百もの部品、材料およびコンポーネントの多様な組み合わせが必要です。当社が製品内に使用する材料は、世界中に広がるサプライチェーンによって製造されています。
当社はサプライヤーと共に、材料仕様を確認し、製品とコンポーネントをテストし、製品のライフサイクル全体を通した人間の健康または環境に対する潜在的なリスクを特定します。当社は調達と製造業務を超えて環境への影響を検討し、一般的なエンドオブライフのシナリオを考慮します。
