ロッテルダム応用科学大学(RUAS)
RUASがロジクールでハイブリッド教育を簡略化
ロッテルダム応用科学大学(RUAS)は、4万人以上の学生と約4千人の職員を擁しています。 同大学は、継続的な相互交流により、企業や政府機関などの団体に関する知識、技術、経験を共有しています。
業界
教育
ソリューション
Rally Plus、Scribe、Tap
所在地
オランダ、ロッテルダム
ソフトウェア
Microsoft Teams
ウェブサイト
アライアンス パートナー
Microsoft、エプソン、Extron、Smit Visual
12部屋
ロジクールを導入したLearn Anywhere教室
800人以上
参加した学生
30人以上
インスピレーションを得た講師
「Learn Anywhereは、オンライン、ハイブリッド、従来型、いずれの学習環境でも、講師が慣れ親しんだやり方で教鞭を執ることを可能にしてくれます」。
Jan Groenendijk氏
RUAS、IT部門、サービスマネージャー
概要
RUASは4万人以上の学生と約4千人の職員を擁しています。同大学での教育と密接に結び付いているのが、ロッテルダムおよび周辺地域の都市開発です。同大学は、継続的な相互交流により、企業や政府機関などの団体に関する知識、技術、経験を共有しています。
RUASの戦略ではイノベーションが大きな役割を果たしています。同大学の「Learn Anywhere」は、実験として開始されたものの、今では大学全体で展開されている、ハイブリッド教育向けのコラボレーション ソリューションです。RUASでは、ワンタッチですべてを操作できるようなアクセス性が重視されています。
課題
ハイブリッド教育は現代社会に定着しました。RUASはイノベーションと実験により、その発展を推進しています。さらに、最近のパンデミックで、新しいコラボレーション テクノロジーが求められるようになってきました。
「パンデミックが突然始まったとき、オンライン講義の一刻も早い導入の必要性を、誰もが痛感しました」とRUASのIT管理者であるAnjo van Kelckhoven氏は言います。「感染拡大の第一波の後、数人の学生がリモートからの講義出席を決定したため、当大学はハイブリッドな教室の運用方法を早急に決定する必要に迫られました。学内にはすでにLearn Anywhereの実験を行っている施設が存在していたことから、導入されるハイブリッド教育にLearn Anywhereがメリットをもたらすことを、当大学はすぐに理解しました」。
ソリューション
Learn Anywhereは使いやすくて手頃なコラボレーションソリューションであり、実際には出席できない生徒にも、教室での授業を体験できるようにします。プロジェクター、ホワイトボード、コラボレーション技術のスマートな組み合わせにより、自然な授業が可能になります。ここでは、ロジクール Tapがハブとして機能し、Learn Anywhereの全機能を簡単かつアクセス可能な方法で制御します。一方、ロジクール Scribeがホワイトボードの内容をビデオ会議にブロードキャストし、リモートからの参加者に公平な(または教室内よりも優れた)体験をもたらします。
これは非常に使いやすいソリューションです。誰かが教室に入るとすぐに、モーションセンサーが動きを感知し、Tapが即座に使用可能になります。あとはTapの画面に1回タッチするだけで、講義を開始できます。
「アクセス性がきわめて重要でした」とRUASのITサービスマネージャーであるJan Groenendijk氏は言います。「システムを操作するのは技術者ではなく講師や学生であるため、このソリューションはLearn Anywhereに最適です。誰もが教室に入った瞬間から、即座にLearn Anywhereを利用できます」。
結果
Learn Anywhereは約半年間利用され、評判は上々でした。「最大の利点は、教室内の学生とリモートの学生の体験がほぼ同じであることです」とRUASのデジタル講義講師および講師指導員であるRalf Hillebrand氏は言います。「リモートからの参加者は、単にウェブカメラを使用しているのではなく、本当に講義に参加しています」。
学生であるLuco Wiltinkさんは半年間、Learn Anywhereで講義を受けました。「フリースラント州から大学に通っているため、通学できないことがあります。Learn Anywhereを利用することで、自宅からでも講義に参加でき、講義に参加しているという高い意識を得ることができます。教室と、参加している学生を見ることができるため、あたかも実際に出席しているかのような感覚を持てるのです」。
「これは素晴らしいソリューションです」とJan Groenendijk氏は言います。「Learn Anywhereは、オンライン、ハイブリッド、従来型、いずれの学習環境でも、講師が慣れ親しんだやり方で教鞭を執ることを可能にしてくれます」。