記事:ビデオ会議がリモートワーク体験を強化する仕組み

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ビデオ会議に理想的なWork-From-Home(在宅勤務)ツールセット

ITリーダーは専用ヘッドセットとウェブカメラの提供によりどのようにリモートワーカーをサポートできるか

ビデオ会議モニターに映る男性のイラスト

ビジネスの世界が、完全なオフィスを拠点とした職場環境モデルから、新しいハイブリッドの職場環境モデルへと移行するなか、私たちは皆新しい働き方を取り入れつつあります。

例えば、IT部門は、自分たちが実際に見たり扱ったりすることできないテクノロジーやデバイスについて、何千人もの従業員に対し、日常的に技術サポートを提供しています。また従業員は、必ずしも仕事をするのに理想的な環境とは限らない自宅とオフィスで場所を替えながら何とか勤務を継続しています。

このような状況下で、一部の従業員は、ビジネス向けに最適化されているわけでもない手持ちのヘッドセットまたはウェブカメラを使って会議に参加しています。ノートPCに内蔵されたハードウェアだけを使用してビデオ会議に参加している従業員もいます。これは問題になるおそれがあります。ノートPCのオーディオ/ビデオ機能は標準に満たない場合が多く、直接対面しているかのような感覚や没入感をほとんど得られないためです。

リモートで働く従業員が最高のパフォーマンスを発揮するために真に必要としていることは、オフィスと自宅、またはその他リモートワークスペースの間を移動しつつスムーズな切り替えができることです。IT部門が従業員とITの組織自体を支援するためにできることの1つには、従業員がリモートで仕事をする際に使用できる個人向けのコラボレーションツール一式の提供があります。例えば、マウス/キーボード/モニターの標準的な組み合わせに、会議専用のヘッドセットとウェブカメラを追加して提供することです。

専用のヘッドセットとウェブカメラを従業員に提供することが重要である理由

在宅勤務の経験が乏しかった従業員ほど、早い段階で、苦い経験を通して学んだことがあります。IT部門の人間には既に知られていたことですが、例えば、一般向けのオーディオ機器やビデオ機器はビジネスシーンには不向きである、ということです。

一般向けのデバイスは、ゲームや音楽といった多くの用途に適しているものの、ビデオ会議用に最適化されてはいません。

  • 多くの場合、話者と聞き手の両者が発言内容に集中するのに役立つ、ノイズキャンセリング テクノロジーが搭載されていません。
  • Google、Microsoft、Zoomといったベンダーのビデオ会議ソフトウェアで認定されておらず、それらとの連携に最適化されてもいません。
  • 従業員が必要とする機能を備えていません。音声をクリアに伝え、高品質な映像を実現する、音声レベルの調節や高解像度ビデオなどです。

これらの機能や品質上の限界は、ノートPC内蔵のオーディオやビデオにも当てはまります。また、ノートPCにはもう1つの欠点があります:カメラ、マイク、およびスピーカーは、画面が閉じた状態では使用できません。ノートPCを外付けのキーボードやマウス、モニターに接続した場合、この閉じた状態になることがよくあります。

一方、ビジネス向けのヘッドセットとウェブカメラのメリットを考えてみてください。

 

ビジネス用に設計されたウェブカメラは、通常以下のものを備えています:

  • ユーザーを最高に魅力的に映し出し、通話相手と同じ場所にいるかのように感じさせる優れた解像度、フレームレート、画角、レンズ品質。
  • カメラを目の高さに設置することができる調整可能なマウント。
  • 多くの場合に室内の明るさを調整することが難しいホームオフィスで非常に重要な照明条件の自動調整。
  • スムーズな会議の実施を可能にするビデオソフトウェアプロバイダーとの連携。
  • カメラを使用していない時に安心感を与え、プライベートと勤務時の切り替えに役立つプライバシーシャッター。
ビデオ会議モニターに映る男性のイラスト

ビジネス用に設計されたヘッドセットは通常、以下のものを備えています。

  • 周囲の雑音や気が散る要因を抑制し、臨場感をもたらすノイズキャンセリング
  • 音声が自然に聞こえるようにするデジタル信号処理
  • 主要ビデオソフトウェアプラットフォームの認証、およびミュートボタンなどの内蔵機能
  • 長時間にわたり快適性を提供する素材(非常に厚いフォームや、ソフトなイヤーパッドカバーなど)
  • 1日中使用できる電池持続時間や信頼性の高いケーブル

生産性を向上させるツールの標準化がIT部門にもたらす利点

ヘッドセットやウェブカメラなどのパーソナルコラボレーション ツール一式によって、従業員がオフィス外でより効率的なワークスペースを作り出せることは明らかです。そしてデバイスの標準化により、IT部門にも以下のような利点がもたらされます。

  • 従業員が簡単にインストールしてセットアップできるプラグ&プレイ対応デバイスを提供することで、サポートコールが軽減します
  • IT担当者が問題を素早く特定したり、障害のあるコンポーネントを交換したりできることで、問題が発生した時のサポートを簡素化できます
  • 承認済みのベンダーからより効率的に調達することが可能になります

さらに、ユーザーにロジクールのヘッドセットとウェブカメラを提供した場合、Logi Tuneも導入してデバイスを管理することができます。この無料アプリによって、ユーザーは、ロジクールのヘッドセットやウェブカメラをカスタマイズすることができます(サウンド品質の調整、ウェブカメラのズーム/チルト/パン、または映像の色の調整など)。大規模導入に役立つ機能を備えているため、IT部門側では、ユーザー デバイスの管理と迅速な更新を行えます。

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