ビデオコラボレーションやビデオ学習にホワイトボードを活用
AI搭載のホワイトボードカメラであるロジクール Scribeのご紹介です。
ホワイトボードは、ブレインストーミング、授業、チームコラボレーションに最適なツールです。そのため、会議室や教室など至る場所に置かれています。また、直接対面式の会議や授業で大いに活用されています。一方、ビデオ会議では、たとえ設置されていてもあまり利用されていません。ホワイトボードは、リモートからの参加者や学生にとっては見えにくいことが多いのです。ホワイトボードの利便性を考えると残念なことです。それでは、どうすれば会議の主催者や教師が、オンラインの会議やオンライン授業でも同じようにホワイトボードを活用できるようになるのでしょうか。
人々は、オフィスに復帰し、また皆と一緒に仕事ができることを楽しみにしつつ、新たな視点から教訓を得ています。1年以上にわたるリモートワークで、多くの人々が、コラボレーションの価値や、在宅勤務中に従来の体験を再現することの難しさに気付きました。教育の分野では、教師も学生も同様に、リモート学習の限界を身をもって経験しました。
それにもかかわらず、リモートワークやリモート学習はこれからも、もしかすると永久に、続く可能性があるのです。そのため、多くの企業や学校では、リモートワーカーやリモートで学ぶ学生が、どこにいてもコラボレーションや学習のプロセスに関与していると実感できるようにすることを強く望んでいます。
ロジクールでは、リモートコラボレーションやリモート学習に直接影響を与える、特定の問題の解決に取り組みました。当社は、企業の従業員や教師が、ホワイトボードを、コラボレーションや教育の主要なツールとしてビデオ会議やバーチャル授業にシームレスに取り入れられるようにしたいと考えました。
ビデオ会議やバーチャル授業でホワイトボードを使用する際の問題として、リモートからの参加者にとって見えにくいという点が挙げられます。ホワイトボードの位置がカメラから遠すぎたり、画面が一方に寄っていたり、人や家具に視界を遮られたりといったことがよく起きます。リモートからの参加者はこうした状況にフラストレーションを覚えます。さらには、それによって対話から取り残されることもよくあります。話についていけなくなり、提供できたかもしれない情報は失われます。
こうした問題を解消する当社のソリューションが、ロジクール Scribeです。ビデオ会議やビデオでのオンライン授業にホワイトボードを簡単に取り入れられ、抜群の見やすさを実現するAI搭載のホワイトボードカメラです。Microsoft Teams® RoomsやZoom Rooms™などの主要なビデオ会議システムと巧みに連携します。Scribeを使用すれば、あらゆるオンライン会議やバーチャル授業にホワイトボードを簡単に組み込めます。
Scribeホワイトボードカメラの仕組みをご紹介するため、ロジクールは先日、ウェビナーでライブデモを行いました。この様子はオンデマンドでご覧いただけます。
ホワイトボードを会議に取り入れるために、人々が試してきたさまざまな方法を中心に話を展開しています。よくある方法としては、会議用カメラをホワイトボードに向ける、ホワイトボードを使用したセッションの写真を撮影して参加者に送る、高価なデジタルホワイトボードを使用する、などがありました。それぞれのアイデアには限界があり、それが広く採用されることを妨げる要因になっています。
ウェビナーではScribeの利点を概説しています。AIを利用した以下の処理についてもご紹介します。
- ホワイトボード板面の内容を強調し文字がはっきりと見える
- 視界が遮られないようプレゼンターを排除できる
- ホワイトボードのサイズを自動で検出できる
- 歪みを修正し画像を正確に表示できる
質問:カラーのマーカーペンは使えますか? 黒しか使えませんか?
回答:カラーのマーカーペンをご使用いただけます。Scribeは、ホワイトボードに書かれたあらゆる色を検出するように機能強化されています。
質問:パープルの共有ボタンは、どのようにカメラに接続されているのですか?
回答:共有ボタンは、Bluetooth®経由で無線で接続されています。ケーブルや配線は不要です。共有ボタンは2個の標準バッテリーを使用しており、数年間ご利用いただけます。
質問:ホワイトボードに付箋は貼れますか?
回答:貼れます。Scribeは付箋に書かれた文字を認識できるので、ブレインストーミングやその他のコラボレーションにご活用いただけます。
質問:Scribeはどのビデオ会議プラットフォームと連携しているのですか?
回答:ScribeはZoomおよびMicrosoft Teamsとネイティブに統合しています。ScribeはUSBカメラとして機能するので、コンピューティングデバイスに接続したり、他のビデオ会議アプリケーションで使用したりすることも可能です。
質問:Scribeを現行のTapタッチコントローラーで使うことはできますか?
回答:Tapタッチコントローラーを使って、ホワイトボードの共有を開始または終了することが可能です (またはパープルの共有ボタンをタップ)。
質問:Sync アプリやポータルからScribeを制御することはできますか?
回答:できます。Scribeは、ソフトウェアやファームウエアの更新、デバイスの設定、調整を行うロジクール Syncから遠隔的に制御できます。
質問:Scribeの電源について教えてください。
回答:PoE (Power over Ethernet) を使用したCat5eケーブルで駆動します。
質問:Scribeはセッションを録画できますか?
回答:セキュリティ上の理由から録画はできません。Scribeでは、映像は記録できません。ライブの会議や授業で使用する場合、Scribeはビデオ会議システムに接続する必要があります。一方、QuickTimeのようなアプリケーションを使って、USBカメラとして使用したりコンピュータに接続したりすることができます。QuickTimeでは、ホワイトボードのセッションを録画して後で共有することが可能です。こうした使い方は教師の方々にとってとりわけ便利です。
Scribeの詳細については、logitech.comをご覧いただくか、Scribe Whitepaperを参照してください。